9月26日のニュース・アセアンクラブ選手権:トレンガヌは2点のリードを守れずホームで引き分け・11月のFIFAデイズでマレーシアはインドと対戦

アセアンクラブ選手権:トレンガヌは2点のリードを守れずホームで引き分け

東南アジアサッカー連盟(AFF)クラブ選手権「ショッピーカップ」のA組第2節が行われ、マレーシアから出場のトレンガヌFCは、ホームでドンア・タインホアFC(ベトナム)と対戦し、2−0とリードしながらも最後は追い付かれて引き分けに終わっています。

トレンガヌFCのホーム、スルタン・ミザン・ザイナル・アビディン・スタジアムで行われて試合は、前半20分にカウンターからアキヤ・ラシドが相手DF2人をかわしてペナルティエリアの外から豪快にシュートを決めて、トレンガヌFCが先制します。さらに40分には右サイドのアキヤ・ラシドからパスを受けたアザム・アズミのクロスをマヌエル・オットがダイレクトで蹴り込んでゴール!トレンガヌがリードを広げます。しかしそれまでシュートが1本もなかったドンア・タインホアFCが前半終了間際に左サイドで得たフリーキックを得ると、最後はルイス・アントニオのキックはそのままゴールインし、前半はトレンガヌが1点リードで終了します。

後半は開始からドンア・タイホアFCが優勢に進める中、52分には自陣ゴール前でトレンガヌのウバイドラー・シャムスルがクリアしようとしたボールがそのままゴールインし、試合は2−2の振り出しに戻ります。73分にはマーティン・ピルジのフリーキックを弾いた相手GKとウバイドラー選手が1対1になる場面がありましたが、至近距離からのシュートはゴールポストに弾かれて逆転の機会を逃してしまいます。その他の得点機も全て活かせなかったトレンガヌは、ホームで痛い引き分けに終わり、2試合で勝点1とA組の5位で今年のショッピーカップの日程を終えています。

東南アジアサッカー連盟(AFF)クラブ選手権 A組第2節
2024年9月25日@スルタン・ミザン・ザイナル・アビディン・スタジアム(トレンガヌ州ゴン・バダ)
トレンガヌFC 2-2 ドンア・タインホアFC
⚽️トレンガヌ:アキヤ・ラシド(20分)、マヌエル・オット(40分)
⚽️タインホア:ルイス・アントニオ(45+1分)、ウバイドラー・シャムスル(53分OG)
MOM:アキヤ・ラシド(トレンガヌFC)

この試合のハイライト映像。アストロ・アリーナのYouTubeチャンネルより。

またA組第2節の他の試合の結果と、第2節終了時点の順位は以下の通りです。なおA組の第3節は来年2025年の1月8日に行われます。1月8日のカードは、シャン・ユナイテッド対トレンガヌ、BGパトゥム対タインホア、スバイリエン対PSM(いずれも左がホーム)となっています。

東南アジアサッカー連盟(AFF)クラブ選手権 A組第2節
2024年9月25日@BGスタジアム(タイ、パトゥム・ターニー)
BGパトゥム・ユナイテッドFC 2-1 プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFC 
⚽️BGパトゥム:ラニエル(31分)、ティーラシン・デーンダー(63分)
⚽️スヴァイリエン:パブロ(61分)
プリヤ・カーン・リーチ・スヴァイリエンFCの小田原貴、藤井亮の両選手は先発してフル出場しています。
MOM:ティーラシン・デーンダー(BGパトゥム・ユナイテッド)

この試合のハイライト映像。アセアン・ユナイテッドのYouTubeチャンネルより。

東南アジアサッカー連盟(AFF)クラブ選手権 A組第2節
2024年9月25日@バタカン・スタジアム(インドネシア、バリクパパン)
PSMマカッサル 4-3 シャン・ユナイテッドFC
⚽️マカッサル:ネルミン・ハリエタ(32分)、アロイシオ・ネト(36分)、ラティル・フォール(47分)、アブドル・ラーマン(90+1分)
⚽️シャン・ユナイテッド:エフライン・リンタロウ(45+1分)、マーク・セキ(56分)、ムサ・バカヨコ(63分)
MOM:アブドル・ラーマン(PSMマカッサル)
シャン・ユナイテッドのエフライン・リンタロウ選手は先発してフル出場しています。

この試合のハイライト映像。アセアン・ユナイテッドのYouTubeチャンネルより。

AFFクラブ選手権 A組順位表(第2節終了)

1PSMマカッサル21104314
2BGパトゥムU21102114
3ドンア・タインホア21105324
4PKRスヴァイリエン21014403
5トレンガヌ201145-11
6シャンU200247-30
11月のFIFAデイズでマレーシアはインドと対戦

マレーシアサッカー協会(FAM)は11月11日から19日までのFIFA国際マッチカレンダーで、マレーシア代表がインド代表とアウェイで対戦すると発表しています。試合会場やキックオフの時間は後日、発表されるということです。なお、直近のFIFAランキングでは、インドが126位、マレーシアが132位となっています。

またFAMはこの期間中にもう1試合の国際Aマッチを行う予定があるということですが、こちらについての詳細は発表になっていません。

インドとは、直近では昨年10月のムルデカ大会で対戦しており、この時はディオン・コールズ、アリフ・アイマン、ファイサル・ハリム、ラヴェル・コービン=オングがゴールを挙げ、4-2で勝利しています。

なおマレーシアは10月7日から15日までのFIFA国際マッチカレンダーでは、FIFAランキング94位のニュージーランドと10月14日にオークランドのハーバー・ノース・スタジアムで対戦することが発表されています。2006年以来の対戦となる両チームですが、このときは2試合行い、クライストチャーチで行われた初戦は0-1で、またオークランドで行われた第2戦は1−2でいずれも敗れています。