6月21日のニュース・最新FIFAランキングでマレーシアは3ランクアップの135位も東南アジア3位奪還ならず・アセアンU16選手権出場の23名が発表

最新FIFAランキングでマレーシアは3ランクアップの135位も東南アジア3位奪還ならず

最新のFIFAランキングが発表され、マレーシアは前回より3ランクアップして135位となっていますが、東南アジア3位奪還はなりませんでした。

先日終了したFIFA2026W杯アジア2次予選で敗退したマレーシアは、東南アジアのチームでは唯一、最終予選進出を決めた134位のインドネシアに1.15ポイント差で及ばず135位、東南アジア4位となっています。なお、キム・パンゴン監督が就任した2022年1月では、昨年11月の130位が最高位です。

今回の発表では、タイが100位で東南アジア1位、以下ベトナム(116位)、インドネシア(134位)、マレーシア(135位)、フィリピン(147位)、シンガポール(159位)、ミャンマー(164位)、カンボジア(180位)などが続いています。

アセアンU16選手権出場の23名が発表

マレーシアサッカー協会(FAM)は本日6月21日に開幕する東南アジアサッカー連盟(AFF)U16)選手権に出場するマレーシアU16代表のメンバー23名を発表しています。インドネシアのジャワ島にある中部ジャワ州スラカルタ市で開催される大会では、マレーシアは東ティモール、オーストラリア、タイと同じ予選C組に入っています。予選A組からC組の各1位と最も成績良い2位チームが7月1日の準決勝に進出し、決勝は7月3日に予定されています。

マレーシアU 16代表23名の顔ぶれは、ジョホール・ダルル・アマンFC(JDT)から12名、国内エリートアカデミーのモクタル・ダハリ・アカデミーから10名、そしてマレー半島北部のプルリス州を拠点とするプルリス・ヤング・ライオンズFCから1名となっています。

先月5月にJDTのU21チーム監督から転身したハビエル・ホルダ・リベラ監督が、今回のU16代表23名中、JDT出身者を半数以上選んだのは予想されたことですが、中でも注目選手の一人がファーミ・ノー・ファリザマル(JDT)です。マレーシアの全国中学生サッカー大会にあたるMSSNの2023年大会得点王です。またマレーシア教育省(KPM)とFAMが共催するKPM-FAMカップU14大会得点王のアラヤン・ハキーム(JDT)も今回のU16メンバーに入っています。なおこのアラヤン選手は、元ペラFA(現ペラFC)のストライカーで2001年のリーグ得点王、ノリザム・アリ・ハサンの息子でもあります。