10月11日のニュース
マレーシアリーグは2シーズンかけて秋春制へ以降
ジョホールの元選手に懲役15ヶ月の有罪判決
アジアカップ出場のマレーシア代表サポーター向けチケット価格発表-1,000円から3200円までと手頃

マレーシアリーグは2シーズンかけて秋春制へ以降

マレーシアスーパーリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLは、スーパーリーグの開催時期を2シーズンかけて秋春制へと変更する方針を決めたと、マレーシアのスポーツ専門サイトのスタジアム・アストロが報じています。

スタジアム・アストロとの取材に答えたMFLのスチュアート・ラマリンガムCEOは、これにより来季2024年シーズンは4月に開幕し、2025年4月に閉幕することを明らかにしています。「AFCカレンダーに沿う形での今回の秋春制への移行は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)などのAFC主催大会に出場するチームのためだけでなく、代表チーム合宿などをスムーズに行うためのものでもある。移行期間は来年からの2シーズンを費やし、ACLの日程やAFCカレンダーとの調整を行いながら、移行を完了する予定である。」

秋春制への以降は簡単ではないことは承知していると話したスチュアートCEOは、開催期間犯行は様々な角度から検証を行った結果に基づくものであり、マレーシア国内リーグのトランスファーウィンドウやシーズンオフをAFCカレンダーに沿ったものにすることは必要だ、と述べています。スチュアートCEOはこの他、2024/25シーズンが2025年4月に閉幕した後、同年8月から2025/26年が開幕し、翌2026年7月に閉幕することも明らかにしています。

今季は2月に開幕し、12月に閉幕する春秋制のシーズンとなっているマレーシアスーパーリーグですが、2007/08年シーズンまでは秋春制を採用しており、現在の春秋制となったのは2009年シーズンからとなっています。

ジョホールの元選手に懲役15ヶ月の有罪判決

マレーシア語ハリアン・メトロによると、元マレーシア・スーパーリーグの選手が昨年5月と7月に盗品所持の2つの罪で有罪を認めた後、治安判事裁判所により懲役28か月の判決を受けています。

アジニー・タイブ被告は治安判事の前で起訴状が読み上げられた後、有罪を認めたということです。アジニー被告は昨年7月に盗品と知りながらブランドものの時計とハンドバッグを保管した疑いで、また別件でブランドものの財布とハンドバッグを所持した容疑で起訴されていました。

アジニー被告はジョホール州ムアールにある家に侵入した後、昨年7月3日に逮捕されましたが、その以前の6月17日にも同様の侵入事件が発生し、貴重品と現金1万リンギ(およそ30万円)が盗まれていました。そしてアジニーが逮捕された後、最終的に警察は盗品の疑いのあるいくつかの物品を発見していました。

裁判所はアジニー被告に対して最初の罪で懲役13か月、二番目の罪で15か月の懲役刑を言い渡しましたが、同時に有罪判決日からすべての刑を同時に執行するよう命じ、この結果はアジニー受刑者が服役するのは15か月だけとなっています。

トランスファーマルクトの情報によると、1990年生まれのアジニー受刑者は、2004年から11年までは、ジョホール・ダルル・タジム(JDT)の前身、ジョホールFCのユースチームでプレーした後、2019年シーズンにペナンFCでプレーした後、JDTやそのセカンドチームJDT II、マラッカなどでもプレーしています。2015年には香港のサウスチャイナFCとのAFCカップ準々決勝にも出場するなどの記録も残っていますが、2019年シーズン終了後にペナンFCとの契約を完了して以降は所属チームはありません。

アジアカップ出場のマレーシア代表サポーター向けチケット価格発表-1,000円から3200円までと手頃

アジアサッカー連盟AFCは、マレーシア代表のサポーターに向けたアジアカップ2024年大会のチケット価格を発表していると、マレーシア語ニュースサイトのマジョリティが報じています。

アジアカップ史上初となるマレーシア、タイ、ベトナム、インドネシアの共同開催となった2007年大会には出場国枠で参戦したものの、予選突破による本大会出場は1980年大会以来、実に42年ぶりとなるマレーシア代表ですが、その勇姿を現地カタールで観戦したいというサポーターのためのチケット価格は最も安いチケットが25カタール・リヤル(およそ1,000円)、さらに40カタール・リヤルと78カタール・リヤル(それぞれおよそ1,600円と3200円)の3種類のチケットがあるといことです。

なお、今回発表となったチケットの価格は、1月15日のヨルダン代表戦、同20日のバーラーン代表戦、そして同25日の韓国代表戦のグループステージに限っての価格ということです。チケットの価格自体は非常に手頃ですが、現地までの航空券や滞在にかかる宿泊費など考えると、チケットが手頃であっても多くの代表サポーターが足を運ぶのは難しそうだと、マジョリティの記事は締めくくっています。