11月10日のニュース
MFLのCEOはPJシティとUITMの来季リーグ撤退の噂を否定も、その可能性は「五分五分」と明かす
マレーシアカップ記念切手をポス・マレーシアが発売-クチンシティの谷川由来選手も登場
松村亮選手所属のプルシス・ソロがJDTと合同練習と練習試合開催

MFLのCEOはPJシティとUITMの来季リーグ撤退の噂を否定も、その可能性は「五分五分」と明かす

来季のMリーグ1部スーパーリーグは、今季のスーパーリーグ所属12クラブと2部プレミアリーグ所属の6クラブを統合し、新たに18クラブによるリーグとなることが発表されたのが、今年7月のことでした。その後、給料未払い問題未解決などを理由に来季の国内クラブライセンスが交付されなかったマラッカ・ユナイテッドとサラワク・ユナイテッドがリーグ参加を認められず、16クラブ編成となることが明らかになっています。

しかし、この「新スーパーリーグ」からさらにPJシティとUITMが撤退し、結局のところ1部リーグは14クラブとなるのでは、といった話がSNS上で流布され、さらに地元紙など一部メディアもこれを取り上げるなど、その噂の信憑性が高まっています。

これについて、Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLのスチュアート・ラマリンガムCEOは、PJシティ、UITM両クラブとの会談を持ったことを明らかにし、いずれも来季の新スーパーリーグに参加する意思表示がなされたと述べています。

マレーシアの通信社ブルナマの取材に対してスチュアートCEOは、噂に上がっている両クラブからリーグ撤退に関する連絡をもらっていないと述べていないと説明しています。その一方で両クラブの経営陣と会談を持った際に、先方から来季スーパーリーグ参加の可能性は「五分五分」であるとも伝えられていることも明らかにし、来月12月末までには最終的な回答が得られるだろうと述べています。

マレーシアカップ記念切手をポス・マレーシアが発売-クチンシティの谷川由来選手も登場

今大会で創設101周年となるマレーシアカップは、すでに準々決勝の1STレグが終了しましたが、このマレーシアカップを記念した記念切手の販売を、マレーシアの郵便局ポス・マレーシアが発表しています。なおポス・マレーシアはMリーグを運営するMFLの公式ロジスティックパートナーになっています。

クアラルンプール中央郵便局で行われた記者会見では、今季のマレーシアカップ2022に出場する16クラブがデザインされたシートも公開されおり、各クラブの切手にはチームカラーを背景にした主力選手が描かれています。例えばジョホール・ダルル・タジムJDTは今季得点王のベルグソン・ダ・シルヴァと若きエース、アリフ・アイマン、トレンガヌは今季急成長のファイサル・ハリムとマレーシアカップでゴール量産中のクパー・シャーマン、スランゴールはブレンダン・ガンとムカイリ・アジマル、そしてクチンシティを代表する選手としては谷川由来選手がシャフィジ・イクマル選手とともに描かれています。

1800セット限定で、1セットが45マレーシアリンギ(およそ1390円)となっており、購入はポス・マレーシアの公式サイト およびクアラルンプール中央郵便局で11月9日から可能になっています。また国内の主要13郵便局では11月14日より購入可能です。


松村亮選手所属のプルシス・ソロがJDTと合同練習と練習試合開催

インドネシア1部リガ1のプルシス・ソロが、Mリーグ王者ジョホール・ダルル・タジムJDTと合同練習を行なっています。

JDTが招待する形で行われる今回の合同練習では、中部ジャワの都市スラカルタを本拠地とするプルシス・ソロが11月9日から18日までの予定で、JDTの本拠地があるジョホール州に滞在し、今週末の11月12日にはJDTとの練習試合も行うということです。

なお今回の合同練習にはプルシス・ソロからは松村亮選手を含む26名の選手と、今月6日に就任が発表されたばかりのレオナルド・メディナ監督以下コーチ陣が参加します。

またプルシス・ソロは、ジョコ・ウィドド大統領の三男で実業家のカエサン・パンガレプ氏がクラブのCEOを務めていますが、その経営陣は今回、クラブの運営や施設、アカデミーなどJDTの事業を見学する予定だということです。

10月1日に起こったいわゆる「カンジュンハンの悲劇」により、現在も中断されているインドネシアリーグは、再開の目処が立っていません。そんな中でも今回の合同練習の誘いは、メディナ新監督が過去3年間、JDTでコーチを務めていたことと無縁ではないでしょう。