5月4日のニュース(1)
東南アジア競技大会出場のU23代表最終メンバーが発表-オーバーエイジ選手は招集なし

マレーシアサッカー協会FAMは公式サイト上で、今月6日から始まる東南アジア競技大会通称シーゲームズのサッカー男子に出場するマレーシア代表24名を発表しています。

ベトナムのハノイで開催される2021年大会(本来は昨年開催だったが、新型コロナの影響で1年延期されたためこの名称を使用)では、マレーシアはグループステージB組で、タイ、シンガポール、カンボジア、ラオスと同組になっています。

今回発表された24名は本日、ハノイ入りし、初戦となる5月7日のタイ戦の前日、5月6日に最終登録メンバー20名が発表されるということです。また最終メンバー以外の4選手は、大会期間中に新型コロナ感染でチームを離脱する選手が出た場合に備え、予備メンバーとして.そのままハノイに残るということです。

今回のシーゲームズのグループステージでマレーシアは、5月7日(土)にタイ、5月11日(水)にラオス、5月14日(土)にシンガポール、そして5月16日(月)にカンボジアと対戦し、グループステージ上位2チームが5月19日(木)の準決勝に進出します、なおもう一方のA組は前回2019年大会優勝のベトナム、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、東ティモールで構成されています。また決勝は5月22日(日)に予定されています。

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ブラッド・マロニーU23代表監督は、メダル獲得のためにオーバーエイジ選手の招集を検討しているという報道も出ていましたが、結局は下の表の通り、今回のU23代表には大会規定で認められているオーバーエイジの選手は含まれていません。1ヶ月後に控えるAFC U23アジアカップに向けて、大幅なメンバー変更なしで臨む決意が表れているのかも知れません。なお、このAFC U23アジアカップでマレーシアが入っているグループステージC組は、前回2020年大会優勝チームの韓国の他、今回のシーゲームズでも対戦するタイ、そして同じ東南アジアのベトナムが入っています。

またこのAFC U23アジアカップはFIFA国際マッチデー期間の開催でもあり、今回のU23代表に招集されていない選手が新たに加わる可能性もあります。招集されていない選手の中には、先日終了したAFCチャンピオンズカップのグループステージでJDTのベスト16進出に貢献した昨季の1部スーパーリーグMVPのアリフ・アイマンやチームメイトのラマダン・サイフラーの他、ハキミ・アブドラー(トレンガヌ)、V・ルヴェンティラン(PJシティ)らがおり、A代表でプレーするアリフ選手を含め、彼らが追加召集となれば、今回のシーゲーム出場のU23代表以上のチームとなるのは確実です。

今回選ばれた24名は以下の通りです。

ポジション氏名年齢所属
MF#ムカイリ・アジマル21スランゴール
DF#*ジクリ・カリリ20スランゴール
DF#アズリン・アフィク20スランゴール
DF#クエンティン・チェン23スランゴール
DF#*ハリス・ハイカル20スランゴール
FWダニアル・アスリ22スランゴール
FWシャヒル・バシャー21スランゴール
DF#*ファイズ・アメル19スランゴール2
MF#ファーミ・ダニエル20スランゴール2
MF#ニック・アキフ23トレンガヌ
DF#アザム・アズミ21トレンガヌ
MF#シャフィク・イスマイル22トレンガヌ
DF#ハイリー・ハキム22トレンガヌ
GKラーディアズリ・ラハリム21トレンガヌ
MF*ヌル・アズファル22トレンガヌII
FWサフアン・マズラン20トレンガヌII
MF#ウマル・ハキーム20JDT II
MF#*シャフィ・アズスワド21JDT III
GK#アズリ・アブドル・ガニ23KLシティ
FW#ルクマン・ハキム20KVコルトレイク(ベルギー1部)
FW#アイマン・アフィフ21クダ
DF*ウバイドラー・シャムスル19FAM-MSNプロジェクト
FWハディ・ファイヤッド22アスルクラロ沼津
GK*フィルダウス・イルマン21PDRM
#は昨年10月のAFC U23アジアカップ予選の出場メンバー、*は今年2月のアセアンサッカー連盟AFF U23選手権の出場メンバー