8月3日のニュース:AFC女子アジアカップ代表候補はオンラインで練習継続中、CEO不在のペラFCがGMを任命、さらにペラFCはチョン監督の「休養」も発表

AFC女子アジアカップ代表候補はオンラインで練習継続中
 マレーシアサッカー協会FAMはアジアサッカー連盟AFC女子アジアカップ2022年大会予選に出場するマレーシア代がオンラインでのトレーニングを行なっていることを公式Facebookで発表しています。
 アジアカップ2022年大会予選は9月13日から25日まで開催予定で、マレーシアはタイ、パレスチナと同組の予選H組となっています。
 ベテランと若手を組み合わせた28名の代表候補選手が既に7月12日からオンラインによるトレーニングを行なっていると話す女子代表のジェイコブ・ジョセフ監督は、「新型コロナの県戦拡大が止まらない状況下では代表合宿の開催許可が出ていないが、代表候補選手たちの士気は高く、オンライントレーニングにも積極的に臨んでいる。オンライントレーニングは予選に向けての理想的な準備方法ではないが、(国内の新型コロナ対策を統括する)国家安全保障委員会から合宿開催許可が出るまではこれを続けていくしかない。今月中にはスポーツバブル形式での代表合宿を行う許可が出ることを期待している」と話しています。

CEO不在のペラFCがGMを任命
 Mリーグ1部で11位と低迷するペラFCMリーグ1部のペラFCはセカンドチームペラFC IIのアズマン・ノー チームマネージャー(TM)をペラFCのジェネラルマネージャー(GM)に就任することを発表しています。
 マレーシアの通信社ブルナマによると、8月1日付で就任したアズマンGMはペラFC理事会の同意を得て任命されたということです。
 ペラ州政府青年・スポール・コミュニケーション・マルチメディア委員会のカイルル・シャーリル委員長は「(Mリーグ1部の)JDTや(同2部の)ヌグリスンビランFCはCEOを置かず、GMを配置しており、ペラFCもこれに倣うことにした。アズマンGMは従来のCEOと同様にクラブの運営を担当する。」と話しています。
 給料未払い問題で主力が大量退団したペラFCは、リザル・アリ・ナイザリ前CEOが6月に辞任して以来、後任のCEOを置かないまま運営されてきました。
 また現在リーグ11位と低迷するペラFCの今後について問われたカイルル委員長は、首脳陣の処遇などは全てGMを含めた経営陣に一任していると話し、直接関与する意思はないとしています。

さらにペラFCはチョン監督の「休養」も発表
 新GM就任を発表したペラFCは、今度はチョン・イーファット監督が「休養」することをクラブの公式Facebookで発表しています。
 ペラFCは第16節を終了し3勝4分9敗の勝点13とリーグ11位に低迷しています。
 クラブの発表は「クラブの現状と(クラブ運営に関わる)ペラ州サッカー協会の勧告により、チョン監督を『休養』させることを決定した。この『休養』期間中はシャーリル・ニザム・カリル アシスタントコーチが監督代行として指揮を取る。」としていますが、シャーリル・ニザム監督代行の任期などは明記されていません。
 ペラFCは44歳のシャーリル・ニザム監督代行は今季開幕前に対談したメフメト・ドゥラコビッチ元監督のもとで2017年からペラFA、ペラFCのコーチを務めていますが、ペラFCが1部残留するためには、計算上は残る6試合で少なくとも4勝が必要なことから厳しい状況下での監督代行就任となりました。