1月24日のニュース:スランゴールFCは中国遠征の予定を変更せず、元スランゴールFAのレジェンドはMFL2部のクラブと契約

スランゴールFCは中国遠征の予定を変更せず
 マレーシアのメディアは(おそらく世界中のどの国も)中国湖北省武漢市が発生地とされる新型コロナウイルスによる肺炎患者数日に日に増加している話を取り上げていますが、その武漢市からおよそ1000キロほど離れた広東省梅州市五華県をホームとする梅州客家(メイゾウハッカ)FCが主催する梅州客家カップへの出場を予定しているスランゴールFCは、1月24日から27日まで開催される大会への出場方針を変更しないと、マレーシア版Goal.comが伝えています。
 新型コロナウイルスによる肺炎患者発生のニュースが広がるにつれて、ソーシャルメディア上では、スランゴールFCの大会出場が疑問視されていましたが、チームマネージャーのマハフィズル・ルシディン氏は、大会参加は3ヶ月前に決まっていたことから、マレーシア政府による渡航禁止警告などが出されない限り、参加中止はできないとしています。また、専門医の意見をもとに状況を監視し、選手に対しても必要なアドバイスを行うなど、中国滞在中は充分な予防措置を取ることで心配する必要はないと、メディア向けに出された声明の中で述べています。
 この大会はホストの中国2部リーグの梅州客家FCとスランゴールFCの他、タイ1部リーグのチョンブリーFC、韓国1部リーグの尚州尚武FCの合計4クラブが参加します。
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 ケガから療養中のルフィアノ・セゴヴィア、ワン・ザック・ハイカル、ノーハキム・ハサンらはマレーシアに残るようですが、それ以外の主力は全員が参加するようです。しかしこの状況下で、中国まで出かけて行かなくても…と思うのですが、とにかくスランゴールFCの選手、スタッフ全員が無事に帰ってきてくれる事を祈りましょう。

元スランゴールFAのレジェンドはMFL2部のクラブと契約か
 昨季終了後、スランゴールFA(現スランゴールFC)のレジェンドで多くのサポーターからカルト的な人気を集めていたアムリ・ヤハヤは、バスカラン・サティアナタン監督と反りが合わない事を公言してスランゴールFAとの契約を1年残しながら退団しましたが、そのアムリ・ヤハヤがマレーシアフットボールリーグMFL2部のサラワク・ユナイテッドと契約したと、スポーツ専門サイトのフォックススポーツが報じています。
 昨日1月23日にKLFAスタジアムで行われたクアラルンプールFA戦にサラワク・ユナイテッドのメンバーとして出場したアムリ選手は、ケランタンFAから加入したファウジ・ロスランやフェルダ・ユナイテッドから加入したスピアー・チャントゥル、そして昨季はクアラルンプールFAでプレーしたサラワク出身のアスリ・チュチュらとともに、サラワク・ユナイテッドの若い選手たちを引っ張っていく役割が期待されていると、フォックススポーツは伝えています。
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 アムリ選手は退団の際に「スランゴールFAは来季、自分がプレーするチームに勝つことはできないだろう」と挑発的なコメントを残したのですが、MFL2部のサラワク・ユナイテッドがMFL1部のスランゴールFCと対戦するとすれば、リーグ戦ではなくカップ戦のマレーシアFAカップかマレーシアカップとなります。
 また同じフォックススポーツの記事では、M3リーグ2位のクチンFAとの入れ替え戦に敗れてM3リーグに降格になった昨季MFL2部最下位のサラワクFAは、サラワク・ユナイテッドのBチーム、サラワク・ユナイテッドIIとして今季はM3リーグでプレーするとMFLが発表しています。