スランゴールFAのGKがフル代表に招集
マレーシアサッカー協会FAMのFacebookでは、9月30日から始まる代表候補合宿に、スランゴールFAのGKカイルルアズハン・カリド(29)が、クダFAのGKイフワット・アクマル・チェ・カシム(23)に代わって招集されたことを告知しています。
イフワット選手は9月25日に行われたマレーシアカップ 準々決勝第1戦のPKNP FC戦には出場したものの、体調が悪そうなそぶりを見せていたことから、今回の交代となったようです。
カイルルアズハン選手は、MFL開幕時は控えGKとしてスタートしましたが、5月18日に行われたマレーシアフットボールリーグMFL1部第14節で正GKファリザル・ハルンが対戦相手のPKNP FCの選手を殴り、5試合の出場停止処分となって以降、スランゴールFAの正GKに定着しています。(写真はFAMのFacebookより)
WC予選のベトナム戦のチケット1500枚が販売開始
同じくFAMのホームページでは、FIFAワールドカップアジア二次予選グループGのマレーシア対ベトナム戦のチケットを販売について告知しています。
マレーシアにとっては予選3試合目となるこの試合は、10月5日にハノイのミーディン国立競技場で行われますが、マレーシアサポーター向けのチケット1500枚がFAMを通じて販売されるようです。10月2日の午後11時59分まで販売されるチケットは40マレーシアリンギ(約1030円)でマレーシア人サポーターのみ購入可能となっており、10月9日からハノイでの受け取りが可能となりますが、ベトナム人サポーターが購入した場合には引き渡しは行われないことが警告されています。(写真はFAMのFacebookに掲載されたベトナム戦のチケット購入方法の告知)
かつての名選手チャンダラン選手が逝去
1972年のミュンヘンオリンピックにサッカーマレーシア代表が出場した際に主将を務めたM・チャンダランが9月28日に逝去したことを英字紙スター電子版が伝えています。享年77歳でした。
アジア予選では日本を破ってミュンヘンオリンピックの出場権を獲得したマレーシア代表で活躍したチャンダラン氏は、1974年のアジア競技大会でのマレーシア代表の銅メダル獲得にも貢献しています。(マレーシア代表は1980年にもアジア予選を勝ち上がってモスクワオリンピックへの出場権を獲得していますが、アフガニスタン侵攻に抗議する形で出場を辞退していますので、実際にオリンピックにサッカーマレーシア代表が出場したのは1972年大会だけです。)
DF(センターバック)としてマレーシア代表では1968年から1974年まで、やはり主将を務めたスランゴールFAでは1975年までプレーしたチャンダラン氏は、スランゴールFAとマレーシア代表でも監督を務めています。
チャンダラン氏は15年以上にわたってパーキンソン病を患っていたということですが、故人のご冥福をお祈りします。(写真はFAMのFacebookに掲載されたチャンダラン氏の逝去を伝える告知)