U15代表がAFC選手権予選に出発
アジアサッカー連盟AFC U16選手権予選に参加するマレーシアU15代表が、開催国となるラオスのヴィエンチャンへ出発しました。マニアム・パチャイアパン監督率いる23名の選手たちは、予選グループJで同組となった開催国ラオス、前回の優勝チーム日本、そしてカンボジアと同組となっています。
30名の選手を招集して9月1日から行われていた候補選手合宿を経て選抜された23名の選手は日本に勝つことが最大の目的ですが、マニアム監督は日本にのみ集中しているとラオスやカンボジアに足元をすくわれかねないので、慢心せず試合に臨みたいと英字紙ニューストレイトタイムズ電子版で語っています。
今年2019年7月から8月にかけて行われた東南アジアサッカー連盟AFFU15選手権でラオスと引き分け、カンボジアには勝利を挙げて優勝しているマレーシアには、日本戦での勝利への期待が高まっています。予選グループの1位になれば本戦出場となりますが、グループ2位のうち上位5チームまでが本戦出場となりますので、本戦出場へ向けては得失差なども含め3試合全ての結果が重要となります。
マレーシアは9月18日にカンボジア、22日はラオス、そして22日が日本と対戦となっています。また今回の予選に参加するU15代表23名はこちらです。
シャフィク・アーマドはフル代表のストライカー不足解消となるか
タイ代表の西野朗監督が抱えているストライカー不足の問題は、国内リーグの得点王ランキングを外国人FWが席巻しているマレーシアでも同じです。タン・チェンホー監督率いる現在のフル代表では、ノーシャルル・イドラン・タラハ(パハンFA)が今年2019年の代表戦8試合中7試合にセンターフォワードとして出場していますが、ここまで1ゴールと期待に応えられていません。キャップ数73、代表通算ゴール13のノーシャルル選手ですが、33歳という年齢から衰えも指摘されています。
そしてこのノーシャルル選手に代わり、代表ではトップ下、攻撃的MFでプレーするシャフィク・アーマド(ジョホール・ダルル・タクジムJDT)をセンターフォワードにすべき、と提言してきた英字紙ニューストレイトタイムズNST電子版が改めてシャフィク選手を取り上げています。
今年2019年の代表戦ではトップ下で5試合に出場し、今月9月に行われたFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選のインドネシア戦、アラブ首長国連邦UAE戦にそれぞれゴールを挙げたシャフィック選手は、9月14日に行われたマレーシアカップ のグループステージ、プタリンジャヤPJシティFC戦では、JDTでそれまでのトップ下から初めてセンターフォワードとしてスタメン出場し、しかも2ゴールを挙げて3−2の勝利に貢献しています。
JDTでセンターフォワードとしてプレーした感想を問われたシャフィク選手は「ポジションはコーチが決めるものであり、そのポジションで全力を尽くし、チームの勝利に貢献することが自分の役割である」「センターフォワードで先発を伝えられた際に、代表での調子を維持することが必要と自分に言い聞かせた」と答えているとNSTの記事は結んでいます。
MSC「UAE監督のピッチ批判は甘んじて受け入れる」
9月10日の行われたFIFAワールドカップ2022年大会アジア二次予選のUAE戦後、UAEのベルト・ファン・マルワイク監督は試合会場となったクアラルンプールのブキ・ジャリル国立競技場について、自分が今まで見た中でもトップクラスのスタジアムであると称賛する一方で、そのピッチについては、コンディションが悪すぎて残念ながら早い展開のサッカーをするには適していない」と失望感を持ったコメントしましたが、これに対して管理会社であるマレーシアスタジアム社MSCのニック・ラジーン・ダウドCEOは、その批判を甘んじて受け入れるとしながらも、MSCはただ手を拱いて見ているわけではなく、現在、シンガポールや英国から専門家を招いて、半年ほどかかるピッチ修復プログラムを実施中であるとしています。