5月6日のニュース:次の帰化選手の候補は5名、マラッカ・ユナイテッドはクラシニキの代わりを獲得

次の帰化選手の候補は5名
パハンFAでプレーするガンビア出身のモハマドゥ・スマレに続く帰化選手候補にコソボ出身のリリドン・クラシニキらが上がっていると、当地の通信社ブルナマのオンラインサイトが伝えています。
 しかしながら、すでに5年間マレーシアでプレーし、今シーズンからマラッカ・ユナイテッドでプレーするクラシニキ選手は第5節まで出場した後は、ケガを理由に出場していないだけでなく、マラッカ・ユナイテッドによる国外で治療中ということになっています。
 FAMの副会長でもあるダト・ユソフも、この点に触れ、クラシニキ選手は帰化選手としての条件を満たしているものの、ケガの状態がどのくらい深刻なのか、完全回復が期待できるのかなどを数カ月以内に見極めたいとしています。
 FAMはクラシニキ選手の他にクアラルンプール(KL)のギレルメ・デ・パウラ(32歳、ブラジル出身)、UITM FCのミカエル・イジェジ(31歳、ナイジェリア出身)、ロメル・モラレス(23歳、コロンビア出身)、リー・タック(30歳、イギリス出身-ただし、リー・タック選手は母方の祖母がマレーシア出身の資格で帰化を画策中)も候補に挙げていると、ブルナマは伝えています。

マラッカ・ユナイテッドはクラシニキの代わりを獲得
マラッカ・ユナイテッドは「マット・ドン」の愛称で知られるリリドン・クラシニキの代わりを獲得したと、当地のマレー語紙ハリアン・メトロのオンライン版が伝えています。上でも書きましたが、クラシニキ選手はケガのため戦列を離れて、現在はドイツのどこかで治療中ということになっています。「どこかで治療中ということになっています」と言うのは、クラシニキ選手からマラッカ・ユナイテッドを運営するマラッカ・ユナイテッドFAに対し、治療の詳細やマレーシアへ戻る日程などの情報が何も入っていないとのことです。
 こにしびれを切らしたマラッカ・ユナイテッドは、5月2日に開いた今年2度目のトランスファーウインド期間にすかさず、期限付き移籍で今シーズンはサバFAでプレーしていたセルビア出身のルカ・ミルノヴィッチが加わること発表しています。
 このミルノヴィッチ選手は、マラッカ・ユナイテッドのプレシーズンマッチにも出場していましたが、その後、マラッカ・ユナイテッドがクラシニキ選手と新たに契約したため、外国人枠の都合で押し出されるように期限付き移籍となった経緯があります。